Caché リリース・ノート
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Caché 5.0 リリース・ノート
Caché をご利用いただきありがとうございます。
この
リリース・ノート
では、今回のリリースでの新機能の概要や Caché 導入の情報、旧バージョンからのアップグレードの詳細を説明します。
今回のリリースでの重要な新機能、または強化された機能に関する詳細は、
重要な新機能
のセクションを参照してください。
インストール
Caché のインストールに関する詳細は、以下を参照してください。
Windows
、
OpenVMS
、
UNIX
それぞれに対する
Caché インストール・ガイド
Caché インストール・ガイド Macintosh 用
技術情報
今回のリリースでの
サポート対象プラットフォーム
はじめての方へ
Caché をはじめて使用される方は、
はじめに
を参照してください。 このページにはトピックごとに、さまざまなドキュメントへリンクされています。
アップグレード
既存のアプリケーションとデータベースを旧バージョンからアップグレードする場合、アップグレードに関する情報と今回の Caché リリースの
制約
に関する情報を含む "
アップグレードと互換性
" を参照してください。
主な新機能
Caché 5.0 は、既存の機能の拡張および多くの重要な新機能を導入しています。この機能は、以下に重点を置いています。
スケーラビリティの増大
開発スピードの短縮
サポートの負担の最小化
新機能の要約を以下に記載していますが、詳細は、各章やガイドを参照してください。
Caché システムの新機能
今回のリリースでは、多くの性能やスケーラビリティが向上しています。ECP (Enterprise Cache Protocol)、UNIX クラスタに対するサポート、マルチ CPU (10 以上) システムに対するサポートの向上、
BMC Patrol
システム・モニタに対するサポートなど、新規の分散データ管理システムに関する性能向上を実現しています。
Caché 言語の新機能
Caché の今回のバージョンでは、ネイティブのスクリプト言語として Basic を導入しています。Basic 自体はプログラマが使用できるようになっていますが、ユーザからのフィードバックを基に改良される場合もあります。Basic を使用して、Caché クラスのメソッドを実装し、Caché グローバルとオブジェクトに直接アクセスし、Caché ObjectScript と相互運用することができます。
Caché オブジェクトの新機能
Caché スタジオ、XML ファイル、クラス・コンパイラ、Caché オブジェクト・モデルに関する、新規の開発機能や拡張を提供します。オブジェクト参照のシステム管理や、コンパイルの高速化、実行時パフォーマンスの向上を実現しています。
メモ :Caché の旧バージョンからアップグレードする場合、Caché オブジェクト・アプリケーションはすべてリコンパイルする必要があります。アップグレードしたオブジェクトに関する詳細は、
Caché オブジェクトの新機能
の章の
互換性とアップグレード
のセクションを参照してください。
Caché SQL の新機能
Caché の今回のリリースでは、Caché SQL テクノロジーで多くの機能が向上しています。強力なビットマップ・インデックスのサポートを含め、その他の性能も強化されました。また、JDBC や ODBC ドライバも新バージョンになりました。
Caché Java の新機能
Caché の今回のリリースでは、新規の高性能 Java バインディングや、EJB バインディング、Caché クラス内の Java メソッドに対するサポートを含む、多くの Java 機能を提供します。
Caché XML と Web サービスの強化
Caché の今回のリリースでは、XML や SOAP、Web サービスに対するネイティブのサポートを提供します。詳細は、
Caché での SOAP と Web サービスの使用法
と
Caché での XML の使用法
を参照してください。
Caché Server Pages の新機能
CSP はさらに充実して、Cookie を使用しない運用や、Java を使用しないハイパーイベントなどの機能が向上しました。
Caché ドキュメントの変更
Caché の今回のバージョンでは、新しい XML ベースのオンライン・ドキュメント・システムで、新しいコンテンツを提供します。
Caché ユーティリティの新機能
さまざまなユーティリティ・アプリケーションで、多くの新機能を提供します。
Copyright
© 1997-2005, InterSystems Corp.
Last updated:
2005-06-25 16:16:46
Source:
GCRN_intro.xml