Caché ポストリレーショナル・データベースへようこそ。
ここでは、Caché を構成している主要コンポーネントとテクノロジーの概要を説明しています。コンポーネントは、以下の通りです。
Caché についてさらに学習するには、残りの Caché マニュアルをお読みください。また、Caché テクノロジー・ガイド には、Caché の機能とアーキテクチャの概要を説明しています。特定のトピックを詳細に学習するには、ホーム・ページのオンライン・ドキュメントで閲覧可能な他のマニュアルを参照してください。また、Caché には、さまざまな開発やシステム管理に関するオンライン・チュートリアルが多数あります。
特有のアーキテクチャ
Caché のパワーの多くは、その独自のアーキテクチャに由来しています。その中心となる Caché データベース・エンジンは、複雑なデータベース管理システムの構築に必要なサービス一式を提供します。例えば、データ・ストレージ、同時実行管理、トランザクション、プロセス管理などです。Caché エンジンを強力なデータベース・ツールキットとして考えることができます。これにより、Caché は、完全なオブジェクトとリレーショナル・データベースの管理システムを実装します。
ポスト・リレーショナルとは?
Caché は、リレーショナル・モデルの限界を超えるように設計されており、現存する何千ものリレーショナル・データベース・アプリケーションへの最新のアップグレード・パスを提供したり、市場にある SQL ベースのリポート・ツールをサポートします。
“ポスト・リレーショナル”“リレーショナル” とは、Caché がフル機能のリレーショナル・データベースであることを示しています。Caché データベースのすべてのデータを実際のリレーショナル・テーブルで使用でき、ODBC、JDBC、オブジェクト・メソッド経由の標準 SQL を使用して、問い合わせや修正ができます。Caché の基礎となる強力なデータベース・エンジンにより、Caché は、今日、最速で最も拡張性のあるリレーショナル・データベースです。
また、“ポスト・リレーショナル”“ポスト” とは、Caché が、リレーショナル・データベースの限界を超える機能を持ち、さらに標準のデータ・リレーショナル・ビューをサポートしていることを示しています。その機能は、以下の通りです。
オブジェクトとリレーショナルの両方へアクセスできる大半のデータベースは、他方の上位にその一方へのアクセス形式を提供しますが、Caché の SQL とオブジェクトは、双方向へ直接データを渡します。この二方向のダイレクト・アクセスは、Caché のポスト・リレーショナルの利点です。
Caché の事例
Caché は、シングルユーザ向けのシステムから何万の同時ユーザを持つ企業規模のマルチユーザ・システムまで、世界中で使用されているアプリケーションです。
以下は、Caché で構築されたシステムの事例です。
インターシステムズの連絡先
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