このドキュメントでは、DSM と Caché 間のピア・ツー・ピア通信で、DDP (分散データ・プロトコル) を構成する方法を説明します。
構成を開始する前に、以下の注意点をお読みください。
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ご使用の DSM と Caché システムの両方は、箱と箱の間で作業を行うため、それぞれに DDP に対するイーサネット・カードが必要です。ユーザはご使用の DSM システムの DDP グループ番号が必要です。また Caché システムは、DSM システムと同じサブネットに存在する必要があります。
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インターシステムズのパケット・ドライバは、ユーザが使用しているイーサネット・カードに結合され、仮想カード (つまり、ダイアルアップ・ネットワーク、ダイアルアップ・ネットワーク/VPN、MS 仮想プライベート・ネットワーク) から削除される必要があります。インターシステムズのパケット・ドライバは、ユーザが使用するイーサネット・カードに結合された最初のプロトコルの 1 つでなければなりません。これは、Caché の LAT サービスに使用されるプロトコルでもあります。
このドキュメントで、以下のプロセスのプロシージャについて説明します。
Windows 2000 のパケット・ドライバのインストール
.inf ファイルと
.sys ファイルの両方を、Windows 2000 のインストール・ディレクトリにコピーします。Caché の配布 CD では、これは
drivers ディレクトリの
win2k フォルダになります。
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パケット・ドライバ・キットへのパスを入力し、
[参照] をクリックします。
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Windows 2000 を再起動します。現時点では、インストールの後に最初にアダプタを見つける際に問題があるため、再起動する必要があります。Windows 2000 の再起動以外には、Caché 開始して一度停止し、また Caché を再開するという方法もあります。
DDP 接続を構成するには、Caché
[構成マネージャ] の
[詳細] タブを使用して、ネットワーク構成情報を入力します。
以下の
ネットワーク ツリーのオプションに情報を入力します。
DSM-DDP ネットワーク構成情報を入力する方法は、以下の通りです。
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DSM-DDP で、イーサネット・デバイスに対するマッピング構成情報を入力します。
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アクセスしたい DSM システムで、すべてのボリューム・セットを 1 度に 1 つずつ入力します。
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各ボリューム・セットに、以上の手順を繰り返します。入力するごとに、ボリューム・セット・リストが表示されます。
DSM システムでグローバルが表示されない場合、以下のトラブルシューティングの手順を実行してみてください。
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ご使用のネットワーク・ライセンスが、
RECEIVE や
DMNNET ジョブを実行するための余分なネットワーク接続を持っているかを確認します。
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インターシステムズのパケット・ドライバを再インストールします。
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そのパケット・ドライバが、ダイアルアップ・アダプタや他の仮想カードと結合されていることを確認します。
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DDP グループが、ご使用の Caché 構成と適合しているかを確認します。
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DDP 設定に変更するために使用しているアカウントが、リソースを適切に変更するための機能を持つかを確認します。Caché からの DDP 接続は、ボリューム・セットのクラスタ・マスタのノードである必要があります。
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BYTLM が、高く設定されていることを確認します (最低でも 200,000 を推奨します)。